Next action! みんなで創る地球の未来 ー Smile Please! 藤原紀香チャリティ講演

本日、一般社団法人とだわらび青年会議所主催で、埼玉県戸田市の戸田市文化会館大ホールにて、" Next action! みんなで創る地球の未来 ~世界のために私たちができること~ "と題し、

 

①小学6年生から中学3年生までの子供たちからなる、とだわらびグローバルリーダー育成プログラム生の 

  国連ミレニアム開発目標に関する成果報告会

②女優の藤原紀香氏による、アフガニスタン、カンボジア、などの子どもたちの現状を伝える講演会、

がありました。

私も途上国の子どもたちの生活や教育につき知見を得るべく、休日開催だったこともあり聴講してきました。以下はその報告です。

 

ちなみに今回催しはホールでの報告・講演会で、ビジュアル的に厳しかったので(*1)、ブログ記事を書く予定はありませんでしたが、子どもたちの、「今日の報告をより多くの人に伝えて欲しい」という要請もあり、せっかくブログを書いてることだし、ちょっと書いてみることにしました。

*1 実際写真は少なく、座席が後方だったので映りもよくありません。悪しからずご了承下さい。

 

主催者、国会議員の挨拶のあとは、第一部の子どもたちの報告会。

進行するのも(写真)、報告するのも、子どもたちです。

きびきびとして、堂々とした物腰には、感服するばかり。勉強もできそうだな。

(まあ、ただ、最後の藤原紀香さんとのトーク

  セッションでは、半年、研修してたんだから、

  もう少し普通の人より知見があるところを

  見せて欲しかったな、というのは高望みし過ぎ    でしょうか。)

 

私が覚えていられた範囲ですが、子どもたちの報告の要旨は以下のとおり。

1) とだわらびグローバルリーダー育成プログラム(GLP)とは---

    蕨市、戸田市の小学6年生から中学3年生が、国連ミレニアム開発目標を通じて、世界の問題、特に

    途上国の問題を解決するため研修するプログラム

2) 少年少女国連大使とは---ニューヨークの国連本部での研修を経て、日本で啓蒙活動を実施すべく

    選抜された子供たち。今年は20名派遣され、その内2名は、とだわらびGLPより選抜された。

3) 国連ミレニアム開発目標(UNMDGs)とは---

    2000年9月に国連で採択された国際社会共通の目標(Goal)。

    極度の貧困と飢餓の撲滅など、2015年までに達成されるべき8つの目標を掲げている。

    Goal1: 極度の貧困と飢餓の撲滅

    Goal2: 普遍的な初等教育の達成

    Goal3: ジェンダー平等の推進と女性の地位向上

    Goal4: 乳幼児死亡率の削減

    Goal5:  妊産婦の健康の改善

    Goal6: HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病のまん延防止

    Goal7: 環境の持続可能性を確保

    Goal8: 開発のためのグローバルなパートナーシップの推進

              ⇩

    極度の貧困を対2000年で半減させるなど、一定の成果は上がっているが、まだ成果が不充分な

    項目もある。 

4) 途上国の支援に子供たちができること

 ・周囲に世界の現状を伝える啓蒙活動(含む学生新聞発行)

 ・思い出のランドセルギフト、ベルマーク集め、ペットボトルのキャップ集め、書き損じ葉書集め、

   ユニセフ募金募集、食事を残さない、などの途上国への経済支援

5) 決意表明 --- これからの未来を担うのは、私たち、子どもたちです!

 

同じく第一部で、お揃いのユニフォームで報告する子どもたち。

休憩をはさんで第二部は、藤原紀香さんの講演会です。

講演会と言っても、大きく投影されたアフガニスタン、カンボジア、ツバイ、東北などで藤原さんが撮った写真のスライドを見ながら、藤原さんがインタビュアの質問に答える、という形式で、

1) 藤原さんが、阪神淡路大震災の経験から、人の優しさや無償の助け合いの大切さを強く意識し、

  同時に、自分の生活の枠の外で起こっていることも知っていたい、そこで自分も何か役に立てないか、

  と感じたこと、

2) アフガニスタンを去る日、涙があふれ出て、逆に、現地の子どもたちに、"泣かないで"と励まされ、

  それが、今回の講演会、写真展(後述)の" Smile Please! "というタイトルになったこと、

などが語られました。

 

貧困や、保護者を含む周囲の大人たちの無理解などから学校に通えない子どもたちがいる一方、「学校に行くのが楽しい」と言って毎日往復4時間、地雷を避けながら学校に通っている子どもたちがいる、というくだりは、教室の子どもたちにも聞かせたい、と思いました(まあ、ちょっと理解できないかなーーー。)。

最後の、"一人一人のできることは、" は、普通は、"小さいが、---"となるところ、"小さくない!”というコメントが印象的です。

第二部は、"写真撮影、録音、録画、固くお断り"、でしたが、最後の最後で、ステージ上の本人が、撮っていいと、言ったので、撮らせてもらった貴重な二枚。

左は、第二部のインタビュアで、講演を進行した四条美紗子さん。

ちなみに藤原紀香さんは、10/4(土)より放送開始の、NHK連続ドラマ" ボーダーライン "に出演予定とのことで、「結局、番宣か!」と突っ込みを入れたくなる、バラエティー番組のような締めくくりも、愉快で良かったです。

最後は、やはり本日より、ララガーデン川口(埼玉県川口市)で開催されている、Smile Please!藤原紀香チャリティ写真展からの一枚。

講演会場からはちょっと離れているところでしたが、事前にちょっと立ち寄って拝見してきました。

藤原紀香さんが撮った子どもたちの写真も感動的で、心をゆさぶられましたが、藤原さん自身のこの写真も、藤原さんの人柄をよく映す写真として心に残りましたので、一枚撮らせて頂きました。

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