インプット学習とアウトプット学習という言葉があります。

インプット学習とは、受け身的に、ただ授業を受けた状態、読書のみの学習など、一方通行的に習うだけの学習を指します。

これに対し、アウトプット学習とは、インプットした情報を自分なりに理解し、その情報を外に出す訓練を指します。

インプットした情報が脳に定着していなければ、アウトプットすることはできません。

言い換えると、インプットしただけでは脳に情報が定着したとは言えず、アウトプットして初めて定着が確認できます。

つまり、インプットした情報を一度理解しただけでは不十分で、アウトプットして初めて学力の向上があるのです。

それではどうすれば、誰にでも簡単に「インプット学習」を「アウトプット学習」に連結させることができるのでしょうか。

パソコン学習の最大のメリットは実はここにあります。

パソコン学習では、まず、自分のペースで学習内容をインプット学習します。

ノートに書き写したり、解き方を自分のペースで理解します。

次にパソコンに向かい自分で考えたり、暗記したことをアウトプットしていかなければなりません。アウトプットして初めて、パソコンが正解か不正解か瞬時に答えてくれます。

つまり、パソコンに向かってアクションしなければならないわけです。

頭にインプットしたものをすぐにアウトプットする。

インプットとアウトプットのキャッチボール。

このキャッチボールが学習効果を最大限に引き上げてくれる秘訣なのです。

勉強の仕方を会得していない生徒にとって、勉強の仕方から訓練させることになります。

今まで膨大な時間を費やし学校や塾の授業を受けてきたにも拘らず学力が定着しない生徒に比べ、パソコン学習をしている生徒は、学習時間に比例して学力が向上していくのも当然と言えるのです。

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